1.北投温泉 台湾の最も有名な温泉街、北投温泉は、台北駅から地下鉄(MRT)でわずか30分で行けます。かつて日本が統治していた時代に、温泉保養地として開発されたこの場所は、台湾の四大名温泉に挙げられます。エリア内では、世界でも珍しいと言われる「青礦(ラジウム泉)」の良質なお湯を楽しむことができます。この青みを帯びたお湯は、ほんのりとチクチクとした刺激を感じるほどに心地良いものです。
現在はホテルやスパなどの開発が進んでいますが、台湾の北投温泉にはどこか日本の温泉街に通じる雰囲気が今も残されています。また、中には日本名がそのまま残る建物などもあり、日本人の旅行者には特に親近感を覚えることがあるかもしれません。ぜひ、北投温泉を訪れる際には、世界でも珍しい青礦のお湯や他の温泉を楽しんで、癒しのひとときを過ごしてください。
北投温泉まで来たらぜひ合わせて見学しておきたい観光スポット3つ
①地熱谷 90〜100℃にも達すると言われる、北投温泉の源の一つは「地熱谷」は、一年中硫黄の煙が立ちこめており、その様子から「地獄谷」や「鬼の湖」とも呼ばれています。
②温泉博物館 北投温泉博物館は、日本統治時代の1913年に、約700坪の敷地に2階建てのレンガ建築として建築された公共浴場(北投温泉浴場)を利用しています。当初は、1階が大浴場、2階が木造の休憩エリアであり、レストランや娯楽室が設置されていました。
③北投図書館 北投図書館は、台湾初の環境に優しい「緑の建築」の図書館です。また、台湾初のエコ建築の図書館も併設されています。この図書館は樹木が生い茂る、豊かな自然に囲まれた北投公園内に位置しています。建物全体には床まで届く大きな窓が使用され、自然光をたっぷり取り入れ、自然の風景を見事に生かしています。木造を主体に鋼材が組み合わされており、大きくて背の高いツリーハウスのような親しみやすい外観を持っています。北投図書館は、訪れる人々に心地よい読書空間とともに、環境への配慮と美しい自然環境を提供しています
2.紗帽山温泉 「温泉に行こう!」思い立ったらスグ行けちゃう、そんな温泉地が紗帽山温泉。MRT「石牌」駅から車で少し入った山の中にある温泉エリアです。同じく北投にありますがよりローカルな温泉地です。しかし、山の中といってもここは台北市。市中心部から40分ほどでアクセスできちゃう意外と近い場所なんです、北投温泉とは違い訪れる多くは地元の人、台湾らしい風情を味わうことができます。
3.陽明山温泉 台北から半日で行ける陽明山温泉は、大屯山火山帯に位置し、火山活動によって生じる地熱による温泉です。山の前後に分かれ、たくさんの温泉旅館が点在しています。泉質は主に白鉱泉であり、次いで青鉱泉があります。700~1000m級の山々が連なる陽明山は、台北市街から車で1時間で行ける温泉地。山中の随所に源泉が湧き、中腹のあちこちに温泉地が点在している。陽明山の温泉は四つのエリアに分かれています、、四つのエリアの温泉が含む硫黄成分もそれぞれ異なり、泉質や効能も同じではありません。美しい風景や美味しい食事も楽しめるので、一泊二日で温泉浴に訪れてみるのもおすすめです。
4.烏来温泉 烏來(ウーライ)は、元々台湾原住民のタイヤル族が多く住んでいた地域で、「烏来」(Wulay)とは、タイヤル語で「温泉」を意味します。桶後渓と南勢渓に合流する周辺に温泉街が広がっており、烏來温泉は弱アルカリ性重炭酸ナトリウムの重曹温泉だと言われています。この温泉は天然の化粧水に入るのと同じ効果があるとされ、別名「美人の湯」として知られています。美肌効果が抜群の良質な温泉です!
ただ温泉だけではなく、泰雅族(タイヤル族)の文化やグルメ、美しい渓谷の風景も楽しめる場所です。一泊二日で温泉浴に訪れつつ、泰雅族の文化に触れたり、美しい渓谷の風景を楽しんだりするのもおすすめです。
5.金山温泉 陽明山温泉・烏来温泉が「山」なら金山温泉は「海」、台北市街から陽明山を越えて、台湾北端の海に面した街にある温泉で、複数の源泉があるため様々な泉質の温泉を楽しめる場所です。台北からはバスの便も多く90分ほどで到着するため日帰りで十分。温泉以外にはテレサ・テン記念公園や「金山老街」を中心とする町はとても賑やかです。金山温泉の最大のポイントは、無料で入湯できる公共浴場が5ヵ所設置されていること。金山の人たちは温泉と共に暮らしているといっても過言ではありません。
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